直腸癌と旅行とグルメ

2005年に癌宣告。 直腸癌という病気。 本人に起こること。 家族に起こること。 どんな風になっていくのか。 何かに役立てばと思います。 cancer & trip & yummy

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友達が大学病院の医師や看護師さん

僕は比較的 医者の友人が多い。
今回の病気も 家族が何かあったときもかなり頼ってしまっている。
結構付き合いも長いのでいろいろと話を聞いた。
大学時代からもう50歳近いのだが それまでに立場も変わったし。


医師も看護師も大変な職業だと思う ボランティアではないけれど
やはり耐える仕事だと思う


まず僕らは考え方を直さなければならない
病院という場所はたとえば病気なら それを治して
おまけに元気にしてもらえる場所だと思っていないだろうか?


もちろん発見が早く体の負担が少ないような状態であれば
入院して元に近い体に戻るかもしれない
しかし基本的には病気を進行させないとか
病院に運ばれたときの状況で止めるとかそれでも十分に対応してもらっていると思わなくてはならない


医師は自分だけを見ているわけではないし
病院に入っている状態できちんとした意思 症状を伝えられるかという問題もある
また、通常医師は毎日病棟に出勤しているわけではない。
大きい病院であればチームで動くこともあるし曜日でスタッフが入れ替わる


もちろん引継ぎはきちんとされるべきだろう
でも本人や家族からの協力もなければ病院との意思疎通もうまくなんかいかない
また、医師は神ではない。看護師も天使ではない。感情を持っている人間である。
そこをちゃんと理解しなくてはならない。


自分だって病気でこんな状態になっていることは悲しくて いらいらして
大変で もうどうしようもない だろうけれど たぶん そんな患者さんがたくさんいる訳だ


一番きついのはもちろん本人だろう。24時間病棟で病気と向き合う本人。
意識があるならまだよい。意識がなかったりすることもあるだろう。
そんな時、見舞いくる家族が 医師や看護師いろいろなことを言ってくるという。
のどが渇いているようだけれど夜はちゃんと見回っているのか
床ずれがひどくなっているがちゃんと見ていてくれ。。。
いろいろな事をいわれるという。チームで動いているわけだし、担当があるわけだし。
それに 病気が必ず治るわけではない。
10日も入院するとご年配であれば筋肉が落ち、あることも大変な体力消費になる
肉が落ちると座るだけでもしりが痛くなる。体力が落ちると食事が取れなくなる
もっと体力が失われる・・・。
病院の食事はバランスがよいから、寝て、起きて、食べての繰り返しでも
痩せていく。おまけにお腹がすかなくなる。
どうするべきか・・・ 医師にお願いするのか?看護師にお願いすれば食べられるようになるのか?
両方とも違う。院内を散歩したり、リハビリをして体力を消耗し おなかをすかせる。
筋力をアップして体力をつける必要がある。本人にはとても負担が大きいだろう。
でもそうでもしないと体力は上がらない。


何度もいうが 医師は神様ではない。
手術をすれば治るか?そうではない。病巣をとったとしても体力がなければ
元には戻れない。よく医師や看護師のせいされることも多いと聞く
高いお金を払って病院に来れば 元に戻るなどという幻想から 考え方を変えなくては
自分が その後 どうすることが 幸せに進めるかを考えられなくなってしまう


飲み物は取らないでください。食べ物もやめてください。
そういっても隠れて食べる人 飲む人も多いようだ。
飲食は体力が必要。下手をすると肺炎にかかり 命取りになる。
そんなときでも 病院に責任を求められたりするそうだ。
そうなると トラブルが起こらないように そういう管理をするようだ。


入院するならやはりきちんと心通わす付き合いが一番に必要だと思う。





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