直腸癌と旅行とグルメ

2005年に癌宣告。 直腸癌という病気。 本人に起こること。 家族に起こること。 どんな風になっていくのか。 何かに役立てばと思います。 cancer & trip & yummy

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昨日の川島なおみさんの番組を見て

昨日はいろ色ながん患者さんやその家族は
川島なおみさんの番組を見たのではないかと思います


家族と話していても なぜ癌が見つかったときに
すぐに手術して癌を取り除かなかったのだろうという話になりました
体に傷がつくということが本当なのか。
女優として仕事として と考えてということだろうが
手術したとしてもそれは 彼女が生きてきた証であろうものだから
誰もが批判はしないだろうし かりに今の技術であれば
加工することもできるだろうに。。。
結局腹空鏡の手術で組織をとるという選択なら 一番最初に開腹手術でしっかりと病巣周辺を取るべきだったろうし 
回りのみんながそれを受けさせるべきだったと思う
死んでしまったら たとえ美談として歴史に名を刻むかもしれないが
でも 家族であれば そんなことより より長く生きて楽しく過ごす時間をもっともっと持ちたかっただろう。


たかだが数ヶ月。仕事をしているサラリーマンに当てはめてもあっという間の期間だと思う。
だから 体調が悪く 検査して 組織が見つかったら
それはそこでどうするか迷うという時期ではなく
病院はどこで 癌を取り除くかという時期であると考えなくてはならない


こういっては何だが 医者は自分が患者ではない
どれほど進行してしまっても 本人や家族のようにこちら側の立場にたって考える人は少ない
あちらの立場でいれば 毎日のように同じような患者さんが押し寄せてくるわけだ
それは心理的に考えれば理解できるし 責めるべきところではない


もともと医師は 人様の体を切り開き 尋常じゃない感情をもちつつ
より正確に的確に判断をするように 教育されている


だからこそできる仕事であるわけだ


彼女もまた 自分で勉強をして自分なりに情報を集めてしまった
その中でたぶん偏った情報を収集してしまったのだろう


私の今の仕事 システム開発の仕事でもよくある話で
ネット環境下 いろいろな情報を収集することは簡単だ
しかし その情報が的確なのか 営利的観点からものがとらわれていないかなど
豊富な情報量だからこそ正確な情報を判断するのが難しいのだ


どう考えたって 癌を取り除かないで 生活態度で直すなど
ありえない・・・。それは癌を取り除いた後にやることだ 順番が違う


たとえば 病院だって 長期入院だって 手術だって 何も知らなければ 嫌だろう
でも ホテルのように過ごす とか リゾート地で手術するとか
長期になればなるほど 体の体調が戻りつつある以降は のんびり過ごせる時間になるわけで
院内に必ずいくてはならないわけではないのだから 食事だって 体調こそもどれば
外出しておいしい物だって食べる権利はある
病院は牢屋ではない
どうやって 時間をすごすか どこで時間を過ごすか
たとえば 九州の別府の病院であれば すぐそばには別府温泉がある
九州大学病院別府病院もそんな感じなのかな
もちろん最先端の技術も実績もある
逆に地方にいるならば 有明のがんセンターなどをはじめ
都心での術後の またはリハビリ中の楽しみも 体の回復には励みになると思う


まとまった時間をとるようなるわけだから
その時間で 英会話を勉強したり また普段見れない 映画をまとめてみるなり
すごし方はいくらでもある


是非とも 今の生活を奪われると思わないで
体を回復させるための ゆっくりすごす時間をもらったと考え
家族みんなで 助け合って 病後の人生を 長く過ごす方法を考えるほうが ベターではないかと思う

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